ベトナム11日目 ホイアン、ニャチャン行き地獄の夜行バス
ベトナムを早く脱出したい病が発病した。もうそろそろ嫌になってきた。 フエには本当は2泊か3泊してゆっくり過ごすべきなのにタイが恋しくなってきた。
朝8時ホイアン行きのバスに乗る。今度はもう少し小さめのバスだった。 ホイアンへ行く途中のバスからは日本と良く似た山々や湖、峠からは海が見えた。ここはベトナムの景色が一番いいところだと思う。なのに写真を撮り忘れた。
途中1回休憩を挟んでから12時半にホイアンに着いた。 日本人橋近くのホテルにチェックイン。
昼ごはんを近くのカフェで食べてから、レンタサイクル(50円ぐらい)で街を散策するはずが、自転車のサドルが高すぎて(多分外人用)私は走行不能。旦那の自転車に結局二人乗り・・・。
日本人街と言えども、特に日本らしいことも無くて、中国、または石垣島の家って感じ。日本人橋は思っていたよりもこじんまりとしていて、通行料を取られるので外から眺めるだけにした(笑)
1周ぐるりと回るとホイアンの観光は終わってしまった。どこも見学するのに有料(高いけど大したことなさそう・・・ごめんなさい) 川沿いのカフェでお茶をしながら、ホテルにはチェックインしちゃったけど、今晩のバスで次へ行こうか、ということになった。
今晩6時のバスに乗るように変更をしてもらった。 シャワーを浴びてチェックアウト。迎えの人を待っていたら、ハロン湾で会ったタイ人に偶然会う。同じホテルに泊まっているそうだ。少し話をしてから多分次はホーチミンで会えるでしょう・・・ということで別れる。
バス乗り場へ行くと今日乗るバスはなんだか古いしマイクロバスだ。なんか嫌な予感がした。ドアの開閉でさえやばい感じ・・・。そして予感は的中。
ニャチャン行きの道は途中が工事中だったり砂利道であったりと予想以上に悪路。 夜の10時頃タイヤの調子が悪くなり停車。30分ほどでとりあえずは走り出したが、バスは何度も止まり、とうとう朝の4時ごろエンジンオイルが漏れ出したようだ。
このバスの運転手は最悪。クレイジーとしか言いようが無い。晩御飯で思いっきりビールを飲んでいるし、エンジンオイルが漏れているのに煙草は吸うし。(後でドイツ人に怒られていたが) 今回もガソリンスタンドでまた止まり、1時間ほど修理をしたようだ。
このバスに乗っていたのは私達日本人2人と、韓国人2人、ドイツ人2人、イスラエル人、後はベトナム人。バス待ちの間いろいろ皆で話すことができて面白かった。
バス待ちの間に道を通るものは・・・。近くに朝市があるためか、ロバで荷物を運ぶ人、荷馬車、なんかひづめの音が聞こえてきて見たらおお!って感じです。 そして一番笑ったのは○十年前に神戸を走っていた市バス(今もその路線はあります)が走っていたこと。しかも行き先表示板には「三宮神社」と記されていて、バスの上まで荷物がぎっしり。こうやってここで昔のバスが生きているんだなぁと思うと嬉しいような・・・。
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