イポー（マレーシア）ーハジャイ（タイ）−バンコク、旅の最終日

２００３年８月３１日

朝７時半にマレーシア側の国境に着きました。マレーシアの出国はとても簡単でした。このまま行くと到着時間も早そうだなぁと嬉しくなりました・・・が。

その後バスは免税店へ行きました。１０分ほどの短い時間ですが、バスの旅で免税店でお買い物ができるとは・・・知りませんでした。（初めてなもので・・・）私達はと言うと・・・ケチケチバックパッカーですし、かなり疲れていたこともあり、そのまま車内に残りました。

免税店を出てから５分ほどで８時前（タイ時間なので時計を１時間遅らせました）にタイ側の国境に着きました。

タイの入国はいつも簡単だし、すぐに終わるだろうと思っていました。
昨日バスにパスポートを預けてしまった私達・・・パスポートは無事に手元に戻り、バスに乗っている添乗員さんがタイへ入る際に書く入国の書類を書き込んでくれていました。謎は解けました。この出入国カードを書くためにパスポートを預かったと言うわけです。

ところがこれがマズかった！！
カードの記入欄は虫食いの穴だらけで（無記入の箇所が多い！！）タイはこの無記入のカードについては結構チェックが厳しい国なので、皆入国の際にあちこち無記入の箇所を書かされてめちゃくちゃ時間がかりました。その待ち時間は４０分！
まさかこんな所で時間をくうとは・・・。それなら初めから自分でカード書くし・・・。

朝の７時にハジャイに着く予定が９時に・・・。私の予想は大ハズレでした。

ちなみにイポー（マレーシア）からハジャイ行きのバスは４０ＲＭでした。

タイに入ると景色が変わりました。陸続きなのに面白いです。
ハジャイでバスを降りると、そこは久しぶりの都会の景色が広がっていました。

軽トラックを改造したソンテオでまずは国鉄の駅へ行き、今晩のバンコク行き夜行列車のチケットを買いました。（２等寝台８００バーツ）

それから昨日シャワーを浴びていないので、駅近くのホテルにチェックインしました。１０階の部屋でハジャイの街を一望することができました。（今日の写真）

ハジャイの街を散策することにしました。やっぱり久しぶりですがここはタイの景色が広がっています。お腹が空いたのでフカヒレの中華食堂で朝ごはんです。久しぶりのタイのビールはやっぱりおいしかったです。テレビでは日本のアニメが流れていて懐かしい感じがしました。

シャワーを浴びて昼寝をしてからまた少しブラブラ街を歩き、１７時すぎにホテルをチェックアウトしました。

１７時半に国鉄の駅に着きました。
今日乗る列車はハジャイが始発でまだ列車が発車していないのに物売りがたくさん来ています。
列車は予定時間をかなり遅れて１８時に出発。ハジャイを出るとすぐに田舎の風景が広がります。ちょうど夕暮れ時で夕日がすごく綺麗でした。

列車が走り出してすぐに席を寝台にされてしまいました。なんだか手持ち無沙汰です。
食堂車で食事をしてから今日も早く寝ることにしました。

今日はマレー鉄道最終日。
陸続きのマレー半島で色んな発見がありました。飛行機で速い移動のできる旅が今まではいいと思っていましたが、電車やバスでゆっくり流れる景色を見ながらの旅もまた格別です。ここの旅日記では１００％この素晴らしさを書くことはできないのが残念ですが、皆さんの今後の旅の参考になれば幸いです。


おわり

ファランポーン（タイ・バンコク）からバタワース（マレーシア）行きの夜行列車

ペナン島観光とバタワース（マレーシア）発クアラルンプール行き夜行列車

クアラルンプール

クアラルンプール（KL）からシンガポール行き夜行列車

シンガポール

シンガポール４日目（セントーサ島）

シンガポール発マラッカ（マレーシア）行きバス

マラッカ観光とＫＬ行きのバス

ＫＬからマレーシアの避暑地キャメロンハイランドへ

キャメロンハイランド（マレーシア）ハーフデイツアー

イポー行きのバス、そしてタイのハジャイ行きVIPバス

イポー（マレーシア）ーハジャイ（タイ）−バンコク、旅の最終日